有馬温泉の概要
有馬温泉(ありまおんせん)は、兵庫県神戸市北区(旧国摂津国)にある温泉。有馬温泉は日本三古湯の一つであり、林羅山の日本三名泉、また枕草子の三名泉にも数えられる、全国有数の名湯。瀬戸内海国立公園の区域に隣接する。有馬温泉の歴史は古く、昔から皇族・貴族・文化人らに愛されてきた。有馬温泉の泉源を最初に発見したのは神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神であったと記されている有馬温泉。その後僧、行基が有馬の地に「温泉寺」を建立し鎌倉時代に僧、仁西が薬師如来の12神将をかたどった12の宿坊を開いて以来湯治場として栄えた。その名残か今も坊とつく宿が多い。有馬温泉は戦国時代に豊臣秀吉が再三訪れたことで全国にその名が知れわたった。有馬温泉は日本三名湯のひとつで昔ながらの温泉情緒深い。日本最古泉とも言われる。現在の有馬温泉は2ヶ所の共同浴場と7ヵ所の泉源めぐりに、日帰り入浴できる宿も多く宿泊しなくても楽しめる。有馬温泉の温泉の色は湧き出し口では透明だが空気に触れ着色する含鉄強食塩泉を「金泉」、透明な温泉を「銀泉」と呼ばれ「金泉」は炭酸水、「銀泉」はラドン水で両者では成分が異なる。有馬温泉独特の温泉色だ。
有馬温泉の詳しい住所は、〒651-1401兵庫県神戸市北区有馬町。 神戸電鉄「有馬温泉駅」を下車してすぐ。また、車でのアクセスや山越えのルートもある。有馬温泉の詳しいアクセスは「有馬温泉のアクセス」を見てください。
人気ナンバーワンの有馬温泉には一度は訪れたい温泉の一つだ。